Hello!!
少し前から旦那さんと子供達は実家に帰省していて、本当に久しぶりのお一人様を満喫しておりました。
普段ガヤガヤバタバタしている我が家ですが、数日間は静寂の中での生活
今回は一人生活で気づいたことをシェアします。
一人だと生活が雑になる
以前テレビを見ていたとき、シニア世代で一人暮らしをしている女性が「一人だとご飯作る気になれなくて」と話されていました。
その時は「一人分なら楽勝じゃん!いいな〜」と浅はかにも思ってしまいました。
1週間の献立を考え毎日家族4人分のご飯を作る身としては羨ましい限り。
でも、今回一人になって気づいたことは、、、、
「ご飯、全然作る気になれない!笑」です。
単純に作るのが面倒くさいし、一人分作るのって結構難しい。
独身で一人暮らしをしていた時は、沢山作っても次の日のお弁当のおかずに回したり出来たけど、今はできません。
食事はおろか、掃除もやる気が出ない。
自分では結構綺好きで普段からこまめに掃除をするタイプだと思っていたのですが、一人だと汚れている部分が大して気にならず「別にいっか。明日やろー」の精神が爆発。
誰もいないと気が緩みまくり。
若い頃は独り身でもきちんと掃除をし、料理を作って丁寧に暮らせていたのに、なぜだろう。年齢を重ねていくうちに細かいことが気にならなくなってきたのかな?
兎にも角にも、お一人様初日は荒れ果てた生活を送っておりました。
それでもお一人様はメリットたくさん
・洗濯物の量が少ないから簡単にすぐ終わる。
・掃除しても綺麗な状態がキープできる。
・家族の予定に合わせて動く必要がないので自分のペースで生活できる!
・何かに集中している時にお呼びがかからない
これが一人生活で感じたメリットです。
特に時間の縛りがないのが最高に嬉しい。
ご飯もお腹空いたら適当につまめばいいし、あとは自由時間。
でも期間限定だからこうして呑気に楽しめるけど、仮に「あと10年この生活を続けて下さい!」とか言われたら、
多分、暇になるんだろうな。
無いものねだりになるけれど、「多少の制限があった方が案外生きてる感じがして楽しいのかも」と考えたりもしました。
シニア世代でお手本としている人
今回期間限定のお一人様生活を送ってみて「老後はこんな生活が毎日続くのか」と、ふと実感が湧きました。
仮に旦那さんが先に旅立ち、子供達も地元を離れ遠くの地で生活を築いているとしたら、私は孤独に耐えられるだろうか?
もちろん友達もいるし、今後も何かがきっかけで人間関係ができるかと思いますが、日常生活は一人。
まだまだ先の話すぎて考えるだけ無駄な気もしますが、シニア世代の一人暮らしの実情が不明すぎて老後のひとり暮らしに対し怖さを感じていました。
ある日、書店の中をウロウロしていたところ、
大崎博子さんの著書「89歳、ひとり暮らし。お金がなくても幸せな日々の作りかた」に出会いました。
著者である大崎さんの日常生活の様子が記載されたエッセイのような本。当時89歳とは思えなほどパワフルでチャーミングなその姿は、私の中にあった「ひとり寂しいお婆ちゃん像」を破壊させました。
そしてもう一冊
シニアブロガー・りっつんさんの著書「未亡人26年生が教える心地よいひとり暮らし」
りっつんさんの人生観がまさに自分と似ているところがあり、読んでて共感できる部分がたくさんありました。
お二人に共通しているのは「自分に気を使ってあげていること」。
一人暮らしでもご飯をしっかり作り、一人でも楽しめる時間を持ち、部屋にはセンスのいい小物を並べるなど、全ては家族でも誰でもない、自分のためにしている姿。
そして常に好奇心旺盛で行動的!
読み終えたあと、それまでクヨクヨ悩んでいたのがバカらしくなり、むしろ「私の方が全然若いんだし頑張らないと!」
と気持ちをポジティブに切り替えることができました。
漠然と老後に不安がある方はもちろん、なんとなく生きる活力が低迷している方にもオススメの書籍です。
読むと元気になりますよ。
それでは、また!
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